草食系男子の恋愛日記②初めての女友達

 

 

どうも、現役草食系男子のしげちゃんです。

今回は、前回の僕とななおのストーリー第2回目です。

前回のストーリーを読んでない方はこちらから。

 

僕とななおの3年間 1話~草食系男子が恋を実らせるまでのストーリー~

 

今回は

当時の僕がどんな人間だったか

ななおが剣道部に入部したころ

について書きます。

絶食系に近かった、5年前の僕

 

当時、僕は新大学2年生で若干20歳でした。

 

よくいる男子校あがりの草食系男子で

女性と話すのは大学入って1年経ったても

なお苦手といった感じです。orz

 

大学入れば彼女できるだろう

と高校時代の僕は、淡い期待を抱いていましたが

彼女どころか女友達さえいない状況でした。

 

デートはもちろんしたことなく

というか

女性と二人きりで話すことすらまともにできなかったですね。

 

だこらといって、心の底から彼女が欲しい

という訳でもありませんでした。

「彼女いたらいいなぁー」くらいで

彼女作りに必死になることはなかったです。

 

合コンに行きたいとも思いませんでしたし

積極的に女性に連絡先を聞きたいなども

特に思ったことなかっですね。

 

剣道部が楽しく、大学生生活は充実してた

というのもあると思います。

 

若干、恋愛に全く興味のない

絶食系の域に入りつつあったと思います...

 

初めての”話せる”女性

 

僕がいかに草食系だったか

というのはこの辺にして

僕とななおのストーリーに話を戻します。

 

新入生歓迎会「花見」でななおを勧誘してから

数日後、早速ななおは練習に来てくれました。

 

その日はななおも含めて確か3人ほど

女の子の新入生が来てたと思います。

 

「花見」とはうって変わって

太陽さんさんの暑い日でした。

 

せっかく新入生が来てくれたにも関わらず

みな女の子ということで僕は相変わらず

まともに話せないでいました。

 

ただ、稽古は本当に楽しめました。

いつも以上にモチベーションが上がりましたし

新入生とも稽古はしっかりできました。(*^^)

 

しかし、面を脱ぐと

また無口の草食系に戻っちゃいます…(*_*)

 

同期のシマや先輩が新入生と

わいわい話している輪にうまく入れてなかった僕に

一人の女の子が声をかけてくれました。

(普通、逆だろ…まったく昔の自分が恥ずかしい…)

 

それがななおです。

ちょうどその時、先輩を何て呼べばいいか

という話をしたらしく

ななおが「先輩は何て呼べばいいですか」

僕に話をふってくれました。

 

僕は

「何でもいいよ」

と面白みもない、ちょー味気ない回答をしたと思います。

 

しかし、それでもななおは僕に絡んでくれ

次第に僕も少しずつ打ち解けていきました。

 

ななおには、どこか話しやすい

自分が自然体でいられるような雰囲気がありました。

 

女性の前では無口な僕にも

ニコニコしながら絡んでくれ、嬉しかったです。

 

後輩と話せる喜びもありましたが

自然と女性と会話ができるのが特に嬉しかったですね。

 

話していくうちに、ななおは一浪していて

僕とシマと同い年ということもわかりました。

 

そして、僕らとななおはタメ口で話すようになりました。

 

それから、部活の外でばったりななおと会ったときは

本の話や授業の話など他愛もないことを

よく話すようになりました

 

部活では先輩、後輩でしたが

普段はななおのことを友達のように

次第に感じはじめていました。

 

ななおは僕にとって、小学校を卒業してから

初めて“話せる”女性だったのです。

 

ななおの持つ自然な雰囲気に

僕も自然体でななおと接することができるようになっていき

仲良くなっていったのです。

 

つづく

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