どうも
現役草食系男子のしげちゃんです。
今回は、第5話。
初デートで
ガールズバーに行ったときの話です。
これまでの話は↓から。
草食系男子×
僕らの初デートについてお楽しみ
草食系男子、ガールズバーに行く
喫茶店で幽霊に関する論争を終え
軽い夕食を済ませたあと
いよいよガールズバーに向かいました。
雨上がりの薄暗い路地に
目的のガールズバーがありました。
ブルーとピンクのネオンで装飾されたその店は
バーのような雰囲気。
その時、
緊張はしていませんでした。
隣にななおがいる、
っていうことが心強かったのかもしれません。
「よーし!ガールズバー体験するぞ!」
と少し意気込みくらい、楽しみな気分でした。
店に入ると中はこじんまりしており
僕たちはカウンター席に案内されました。
目の前には同い年くらいの
気の強そうなギャル風のお姉さん。
僕の意気込みはここでどっか行きましたね。笑
全く何を話せばいいのか分からない。
こういうタイプとは女性はどんな話題を話せば良いのだろう。
隣のななおはお店の様子を眺めており
何かを話し出す雰囲気手ではありませんでした。
「仕方ない、ここは俺から会話を始めるか」
と心に決め
第一声…
僕「お姉さん、剣道好きですか?!」
ななお・お姉さん「…」
シーン
何でガールズバーでお姉さんに話しかける第一声が
これだったのか
ふと頭に浮かんだのこの言葉だったんです。
しかもけっこう勇気を出して
振り絞った言葉でした。
それでこれかよ…
って感じですが。
まぁとにかく滑りましたし
めちゃめちゃ恥ずかしかったです。
しばらくしてから、お姉さんが困ったように
「はぁ?けんどうですか?」と。
「あ、もうダメだ、失敗した」
と思いましたね。
隣のななおにもさすがに苦笑いで
「ちょ、何言ってんの??」と言われました…orz
いや自分でも草食系男子っぷりは凄いと思います(;´・ω・)
付き合ってるの?
しかし、さすがはガールズバー。
お姉さんが気を利かしてくれ、何とか普通に話せました。
お互い剣道部であること
先輩、後輩だけども友達のような関係であること
を話すと
お姉さんが
「付き合ってるの?」
と聞いてきました。
ちょっとびっくりしてしまい
「違いますよ」と慌てて答えると
「あ、じゃあ付き合う手前って感じ?
今日はデートでしょ?」
となかなか突っ込んだ質問をしてしました。
ちょっと想定外の質問で
どう答えたらいいか分からず
「いやいやただの友達ですよ」
と答えた気がします。
ななおも少し戸惑った顔を見せつつも、
このときに僕は
「あ、そうか。
これはデートなのか。」
「はたから見たら
僕ら二人は付き合う前の仲のいい男女に見えるのか。」
はっと思いました。
ただ、その時は深く考えることはありませんでした。
ななおは何でも話せる女友達だ。
「下心はないし、こうやって一緒にいられればそれでいいし。」
とだけ考えていました。
その後は、他愛もない話をし
格別面白かった訳でもないので1時間ほどでお店を出ました。
「普通の女子大生と話してるのと同じだね」
とその時にはもう、お姉さんの
「付き合う手前って感じ?」という質問も忘れ
ガールズバーの感想を話ながら
僕とななおは帰りました。
つづく
今、思えば…
ですが
ガールズバーのお姉さんに突っ込まれた質問をされたとき
何かちょっと戸惑うような何かが
自分の中にあったように思います
ご質問やご相談ある方は、いつでもご連絡くださいね(*^-^*)
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私は冴えないアニメオタクでしたが、現在は一途で誠実な彼氏がいます。彼はイケメンの部類ですが、浮気の心配や不誠実さは皆無で、徹底的に一途な人です。
どのくらい一途かというと、週末ななおに会いに来るために新幹線の回数券を買ってくれているくらいです。(現在は、東京―京都間での遠距離恋愛をしています)
そんなことを言うと、ななおは元々見た目が良かったんでしょとか、オタクといいながら実は結構モテてたんでしょ、と思うかもしれません。
しかし実際は、20歳くらいまでメイクやファッションのことは何も知らず、好きだった人に「ブス」などと言われるような人間でした。さらにいうと、彼氏とは今でこそ恋人同士ですが、そうなる前に2度振られた経験もあります。
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