どうも、現役草食系男子のしげちゃんです。
今回は…いよいよです。
前回は↓からどうぞ。
ついに訪れた告白
ななおとはお昼ころ学校で待ち合わせました。
軽く学食でランチをして、代官山に行きました。
まずは代官山をぶらぶら歩きました。
大きなTSUTAYAにいったり、服屋でウィンドウショッピングしたり、
僕の好きなドラマ「やまとなでしこ」のロケ地を見にいったり…。
そして、いよいよ告白場所に決めていたドーナツ屋さんへ行きました。
小さいお店ですが、平日ということもあり空いていました。
周りに人がいなかったのは、告白する僕にとってはちょっと嬉しかったです。
天気が良かった+店内の人目がないので、テラス席に座り
ドーナツを食べながら、しばらく雑談をしていました。
ただ、心の中は緊張で心臓がバクバクでした。
ドーナツも食べ終わり、雑談もひと段落したところで
いよいよ僕はホワイトデーのプレゼントを取り出しました。
何気なく、「はい、これホワイトデーのプレゼント!」と渡しました。
「おぉー、ありがと!」
と喜ぶななおに
「実は手紙も書いたんだよ」
と言いました。
「えぇ、ほんとだ!今読んでもいい?」
と手紙を開こうとするななおに慌てて、「ちょっと待って!」と言い
いよいよ告白を切り出しました。
ななおは、すでにちょっと手紙を開いていましたが
僕の様子を察したようで、途中で読むのを止めました。
僕は緊張で用意していたセリフは頭からふっとんでいました。
そして…
「あのさ、おれ、ななおのことが好きだからさ、俺たち付き合おう」
とストレートに告白をしました。
正直、告白するのが気まずかったのはあります。
これまでに2度もななおの告白を断っている僕です。
ななおに「はっ?今ごろ何言ってんの?」と言われても
おかしくなりません。
もう時すでに遅しかも…という気持ちもありました。
自分が今までしてきたことを思うと
今さら告白するなんて、虫が良すぎるとも思いました。
ただ、それでもななおに「好きだ」という気持ちを伝えたかったのです。
ななおに感謝していること、愛していることを知ってほしかったです。
そして、ななおのことを幸せにしたい、と心から思っていました。
こんなに大切に思えるのは、ななおしかいないと。
世界の誰よりもななおのことを愛して、大切にすると決心していましたし
その自信もありました。
それで、やっとですが、ななおに告白をしました。
僕の言葉を聞いて、ななおは少しはにかみながら
「付き合うってどんな感じか分からないけど、うん、いいよ」
と応えくれました。
この時の気持ちは、心から「ほっ」と安心しました。
同時にこんな僕の告白を今になっても受けてくれたななおに感謝の気持ちが溢れました。
ななおが笑顔で受けてくれたのがとにかく嬉しかったです。
「これからも一緒にいられる」
そう思うと、どこか照れくさくも胸が暖かくなり
なおこと付き合えるんだ!という喜びが押し寄せてきました。
帰りは手をつないで帰りました。
3年前、江の島で僕がふりほどいてしまった手です。
3年越しにつないで手を僕はもう2度と話さないと誓いました。
手をつないで帰っていると
だんだんと「ななおと付き合ってるんだ」という実感も湧いてきて
うきうきしました。
そうして、僕たちはやっと付き合い始めました。
ただ…
もちろん3年越しのこの恋は、そんなに一筋縄ではいきません…。
続きがありますので、次回もお楽しみに。
つづく
やっと、やっと、告白できました。
3年越しの告白を受けてくれたななおには、感謝しかありません。
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私は冴えないアニメオタクでしたが、現在は一途で誠実な彼氏がいます。彼はイケメンの部類ですが、浮気の心配や不誠実さは皆無で、徹底的に一途な人です。
どのくらい一途かというと、週末ななおに会いに来るために新幹線の回数券を買ってくれているくらいです。(現在は、東京―京都間での遠距離恋愛をしています)
そんなことを言うと、ななおは元々見た目が良かったんでしょとか、オタクといいながら実は結構モテてたんでしょ、と思うかもしれません。
しかし実際は、20歳くらいまでメイクやファッションのことは何も知らず、好きだった人に「ブス」などと言われるような人間でした。さらにいうと、彼氏とは今でこそ恋人同士ですが、そうなる前に2度振られた経験もあります。
そんな私ですが、心に余裕を持つことで大逆転を果たし、彼に告白されるまでになりました。
私にもできたのですから、誰でも余裕を持つことで素敵な恋愛ができるはずです。
余裕は身に着けることができます。
単なるアニメオタクが余裕を得てイケメンに告白されるまでの過程を、下記の記事では公開しています。