どうも、現役草食系男子のしげちゃんです。
前回のお話は↓から。
僕とななおの3年間<第14話:最初の告白>~草食系男子が恋を実らせるまで~
前回で僕はななおからの最初の告白を断りました。
今回は、その帰り道に僕が一人で考えていたことを書きます。
電車の中で揺れる僕…
ななおと駅で別れ、帰りの電車の中で
僕はこれまでのななおとの関係を振り返っていました。
“ななおが僕のことをずっと好きだった”
このことを考えると僕はななおを裏切ったような
罪悪感がありました。
これまで何度も2人でデートをし
今日だって江ノ島と鎌倉を1日満喫した。
なのに、僕はななおの好意に応えられなかった。
僕は自分がひどい人間のように思いました。
ななおのことを傷つけてしまったことが
自分の中でものすごく気になりました。
今後のななおとの関係をどうるすか、帰り道ずっと悩んでいました。
そして、僕はまた誤った決断をしたのです。
僕が出した答えは、ななおと距離を置くことでした。
今のまま友達でいたいと思いましたが
そうすることはななおを逆に傷つけてしまうのでは
と考えたのです。
いつもは気をつかわないのに、この時にかぎって
僕はななおに変に気を遣ってしまいました。
この決断がまたその後の僕とななおの関係性に
影響を与えたと今では思っています。
「部活の部長になったことだし、ななおも一後輩として接しよう。」
と自分にとって都合のいい理由をつけて、それから僕は
ななおと距離をとることにしました。
この時からしばらく僕はななおに
素直になることができなくなりました。
つづく
当時の僕は本当に余計なことばっかり考えて
自分にもななおにも素直になれませんでした。
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私は冴えないアニメオタクでしたが、現在は一途で誠実な彼氏がいます。彼はイケメンの部類ですが、浮気の心配や不誠実さは皆無で、徹底的に一途な人です。
どのくらい一途かというと、週末ななおに会いに来るために新幹線の回数券を買ってくれているくらいです。(現在は、東京―京都間での遠距離恋愛をしています)
そんなことを言うと、ななおは元々見た目が良かったんでしょとか、オタクといいながら実は結構モテてたんでしょ、と思うかもしれません。
しかし実際は、20歳くらいまでメイクやファッションのことは何も知らず、好きだった人に「ブス」などと言われるような人間でした。さらにいうと、彼氏とは今でこそ恋人同士ですが、そうなる前に2度振られた経験もあります。
そんな私ですが、心に余裕を持つことで大逆転を果たし、彼に告白されるまでになりました。
私にもできたのですから、誰でも余裕を持つことで素敵な恋愛ができるはずです。
余裕は身に着けることができます。
単なるアニメオタクが余裕を得てイケメンに告白されるまでの過程を、下記の記事では公開しています。