草食系男子の恋愛日記⑮帰りの電車の中で

どうも、現役草食系男子のしげちゃんです。

 

前回のお話は↓から。

僕とななおの3年間<第14話:最初の告白>~草食系男子が恋を実らせるまで~

 

前回で僕はななおからの最初の告白を断りました。

 

今回は、その帰り道に僕が一人で考えていたことを書きます。

 

 

電車の中で揺れる僕…

 

 

ななおと駅で別れ、帰りの電車の中で

僕はこれまでのななおとの関係を振り返っていました。

 

“ななおが僕のことをずっと好きだった”

 

このことを考えると僕はななおを裏切ったような

罪悪感がありました。

 

 

これまで何度も2人でデートをし

今日だって江ノ島と鎌倉を1日満喫した。

 

なのに、僕はななおの好意に応えられなかった。

 

僕は自分がひどい人間のように思いました。

 

ななおのことを傷つけてしまったことが

自分の中でものすごく気になりました。

 

 

今後のななおとの関係をどうるすか、帰り道ずっと悩んでいました。

 

そして、僕はまた誤った決断をしたのです。

 

 

僕が出した答えは、ななおと距離を置くことでした。

今のまま友達でいたいと思いましたが

そうすることはななおを逆に傷つけてしまうのでは

と考えたのです。

 

いつもは気をつかわないのに、この時にかぎって

僕はななおに変に気を遣ってしまいました。

 

 

この決断がまたその後の僕とななおの関係性に

影響を与えたと今では思っています。

 

 

「部活の部長になったことだし、ななおも一後輩として接しよう。」

と自分にとって都合のいい理由をつけて、それから僕は

ななおと距離をとることにしました。

 

この時からしばらく僕はななおに

素直になることができなくなりました。

 

 

つづく

 

当時の僕は本当に余計なことばっかり考えて

自分にもななおにも素直になれませんでした。

 

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