どうも、現役草食系男子のしげちゃんです。
前回の僕の記事は↓からどうぞ。
僕とななおの3年間〈第25話:ななおの挑戦〉 ~草食系男子の恋が実るまで~
ななおの悩み相談をきっかけにまた距離が近くなった僕らですが…。
4段審査
ななおのキャバクラ騒動をきっかけに
僕とななおはまた距離が近くなりました。
信頼し合える友達のような相棒のようなそんな関係ですかね。
ちょうど騒動が終わったあとは剣道の4段審査が迫っていました。
剣道の審査ってめちゃくちゃ緊張するんです。
個人的には試合よりも緊張します…。
そして、僕らの部活からはななおと僕の2人が4段審査に申し込みました。
大切な審査が近いこともあり、この時期は2人とも部活モード。
同じ4段審査を受けることもあり、部活でもよく2人で練習していました。
この時はプライベートでも部活でも2人で協力して過ごしていた時期でした。
こう書くと順調そうに見えますが、部活である問題が起きていました…。
不協和音
同じころ、部活ではななおの幹部代で揉め事が起きていました。
主将であるさやかと部長であるりり子の間で
仕事の負担をめぐり軋轢が生じていました。
たしかにこの頃から
だんだんとさやかは主将として自覚が薄まってきていました。
元々授業が忙しいと言っていたことから
さやか自身は「授業だから仕方ないじゃん」というスタンスで
それがりり子にはさらに納得がいっていない様子でした。
そんな中、僕らの4段審査の前に大きな大会がありました。
この大会は僕らの部活が唯一、遠くに遠征するものでした。
その年は名古屋への遠征で
部長のりり子と副部長のななおが中心にホテルの予約、移動手段の確保
大会の申し込みを行っていました。
僕も部長のときにこの大会のアレンジを行いましたが、けっこう大変です。
しかもその年は部員が多かったので、いっそう負荷が大きかったと思います。
そして、大会を週末に控えたある日…
りり子がインフルエンザでダウンしてしまい
大会の引率はななおが一手に引き受けることとなりました。
ななおが一人で部員をまとめ
ホテル、試合会場、帰路まで引率してくれました。
相当な負担だったと思います。
正直、試合どころじゃなかっただろうと思います。
こうなってしまったのには僕の責任もありました。
そもそも僕が幹部代を決めるときに
ななおはこうなることを予想し
ななおが部長(キャプテン)になるのが良いということを僕に伝えていました。
詳しくは↓の記事で。
僕とななおの3年間〈第20話:一生の間違い〉~草食系男子の恋が実るまで~
僕はこのななおの助言を無視し
さやかを主将にりり子を部長にしていたのでした。
僕の任命責任です。
結果的には、ななおの言った通りになり
ななおに負担をかける形となってしまいました。
正直、この時のななおは、主将のように部長のように部をまとめていました。
この辺りから僕は
幹部代のときの選択を後悔するようになりました。
もし僕があの時、ななおをキャプテンにしていたら…
あの時、ななおの助言を聞いていたら…
僕の独りよがりな選択が後輩に迷惑をかけてしまったことは明白でした。
つづく…
この問題は今でも後悔しています。
後々出てきますが、僕の幹部決めのときの過ちは
ななおの代だけでなく
結果的にその2つ下の代まで迷惑をかけることとなりました。
もしあの時、僕がななおの助言通りにしていれば…
と今でも考えることがあります。
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私は冴えないアニメオタクでしたが、現在は一途で誠実な彼氏がいます。彼はイケメンの部類ですが、浮気の心配や不誠実さは皆無で、徹底的に一途な人です。
どのくらい一途かというと、週末ななおに会いに来るために新幹線の回数券を買ってくれているくらいです。(現在は、東京―京都間での遠距離恋愛をしています)
そんなことを言うと、ななおは元々見た目が良かったんでしょとか、オタクといいながら実は結構モテてたんでしょ、と思うかもしれません。
しかし実際は、20歳くらいまでメイクやファッションのことは何も知らず、好きだった人に「ブス」などと言われるような人間でした。さらにいうと、彼氏とは今でこそ恋人同士ですが、そうなる前に2度振られた経験もあります。
そんな私ですが、心に余裕を持つことで大逆転を果たし、彼に告白されるまでになりました。
私にもできたのですから、誰でも余裕を持つことで素敵な恋愛ができるはずです。
余裕は身に着けることができます。
単なるアニメオタクが余裕を得てイケメンに告白されるまでの過程を、下記の記事では公開しています。