こんにちは、ななおです。
今回は、ななおが結婚についてふと思ったことを話していきたいと思います。
内容はズバリ、結婚後に籍が変わるのってちょっと躊躇しませんか?って話です。
興味のある人は読んでいってくださいね^^
苗字が変わる=その家の人間になるという風潮
ことの発端は、大学院の研究室の飲み会でした。
みんなで飲んでいる最中に、ある先輩(男性)と、結婚について話題になりました。
先輩に、
「俺は今付き合ってる彼女と結婚も考えてるかな~。ところで、ななおちゃんはどうなの?」
と聞かれたので、
「私は結婚ってちょっと嫌だなぁって思ってます」
と答えました。
すると、
「えっなんでっ?!」
とびっくりされたので、
「結婚して苗字を変えなきゃいけないのって嫌じゃないですか」
と正直に言ったところ、
「え、そんなことで?」
と、ものすごく怪訝な顔をされてしまいました。。。
で、実は、家に帰った後もこのことについてものすごくモヤモヤが残ったんです。
私の言う「苗字が変わるのが嫌」というのは、決して、文字通り苗字が変わることだけが嫌なのではありません。
(もちろん、慣れ親しんだ今の苗字を捨てるのが嫌な気持ちもあります)
今の日本では、夫婦が結婚すると、双方が今までの実家の戸籍を抜け、新しく戸籍を作ることになります。つまり、育ててくれた家族の一員であることをやめ、結婚相手と一緒に新しく家族を作るということです。
単純にそれだけなら全然問題ないのですが、実際はそれだけじゃ済まないのではないかと思うのです。
なぜならば、新婚の2人が新しい家を作り、その家に使える苗字が一つだけなのでどちらかの苗字を選ぶ、というだけならば、男女どちらの苗字を使っても問題ないはずです。
そして実際に問題がないのであれば、夫側、妻側それぞれの苗字を選ぶカップルが5対5くらいの割合でいるはずです。
しかし実際には96%の可能性で女性側が苗字を変えています。
これって結局は、「女性が男性側に嫁ぐ」という風潮やイメージが根強く残っているからだと思うんです。
つまり、若い二人は自分の家を新しく作ったというつもりでいても、
実際には妻が夫の家に嫁いだ、というように見られてしまうし、扱われてしまうということです。
だからこそ苗字が変わると、なんだかんだ最終的には夫側のお墓に入ることになります。法律上は違くとも、実際には夫側のおうちの一員になったと見なされてしまうわけです。
そして20年とか30年とか育ててもらった両親とは別のお墓に入らなくてはいけないのです。もう別のおうちの人になったから。
これって、内心結構複雑だと思うんですよね。
だから、そういう意味も込めて
「苗字が変わるのって嫌じゃないですか」
と言ったのです。
にもかかわらず先輩に、
「そんな(くだらない)ことで?」
と言われてしまったことがすごく嫌だったのです。
大抵の男性は、どうせ女性が苗字を変えるだろうと思っている
そこで、先輩はなぜそんな冷たい反応をしたのだろうと考えてみました。
答えはすぐに出ました。
なぜなら、先輩は男性だからです。
そして大抵の男性は、結婚後に苗字を変えるのは女性だろう、と勝手に思っています。
だから、まさか自分が苗字を変えるなんて考えてもいないので、
苗字を変えることで起こる面倒なことや複雑な気持ちについてなんて、考えたこともないのだと思います。
もしかしたら、「好きな人の苗字になれるんだからいいでしょ?」くらいに思っているのかもしれません。
もしくは、「ちょっと名前が変わるだけなんだから大したことないよ」と思っているのでしょうか。
いずれにしても、苗字が変わることの重大性について深く考えたことがないために、
「え、そんなくだらない理由で結婚が嫌なんて思うの?」
と言えてしまったのだと思います。
しかし、もしそう思っている男性がいるなら、一度本気で
「僕が苗字を変えてもいいのではないか?」
と考えてみて欲しいと思います。
日本の法律では男女どちらが苗字を変えてもいいのです。
男性が女性の苗字になるのも全然問題ないんですよ。
そしてその可能性をよく考えた上で、「やっぱり僕は苗字を変えることに抵抗を感じない」と思ったのなら、そこで初めて、
「そんなくだらないことで?」と言ってもらいたいと思います。
逆に、真剣に苗字を変える可能性について考えたことのない男性には、
姓を変えることに抵抗を感じる女性の気持ちを馬鹿にする資格は、ミジンコほどもないと思います。
結婚の目的は好きな人とずっと一緒にいたいだけ
結局、結婚って何なんだろう、って思ってしまうわけです。
本来結婚って、好きな人と長く一緒にいたいからするのだと思います。(結婚制度の始まりの話ではなく、現代の人が結婚するきっかけの話です)
にも関わらず、いざ結婚となると必ず、どちらの苗字を継ぐか?問題が起こり(実際はほぼ選択肢はないかもしれませんが)、大抵の場合、今までの家を離れて夫側の人間になったとみなされてしまうのです。
結婚になると急に個人の話ではなく、家の話になってしまうのです。
なんだか不思議だなぁ、と思うのです。
確かに私は彼氏であるしげちゃんのことは大好きだし、できるだけ長く一緒にいたいとも思います。けど、それはしげちゃんという一人の男性と一緒にいたいと思っているだけであって、しげちゃんの所属している「家」の一員になりたいと思っているわけではありません。
なのに、「結婚します」と言った瞬間に「じゃあしげちゃんのおうちの人になるのよね?」と思われてしまう。
(あくまでも想像で、実際にそういうことを言われたわけではありません)
やっぱりモヤモヤが残ります。
まぁ、長く家制度とか男尊女卑が続いた名残がまだあるんだ、とか言われたらそれまでですけど、それにしても、なんだか釈然としません。
なんにしても、今の日本で結婚をすると、確実にどちらかが苗字を変えないといけないわけで、それを避けようと思うと事実婚になってしまうわけです(笑)
まぁ事実婚が悪いとは思いませんが、税金の問題とかちょっと面倒なことがあるようですね。
ていうかやっぱり今の制度って時代遅れじゃないですかね・・・??笑
もうそろそろ、結婚した者同士で新しい家を作るんだから、夫婦で新しい苗字を考えたり(福沢諭吉が明治時代にすでに提唱していたとかなんとか)、夫婦別姓OKにならないものかと思う今日この頃でした。
おすすめ記事はこちら
私は冴えないアニメオタクでしたが、現在は一途で誠実な彼氏がいます。彼はイケメンの部類ですが、浮気の心配や不誠実さは皆無で、徹底的に一途な人です。
どのくらい一途かというと、週末ななおに会いに来るために新幹線の回数券を買ってくれているくらいです。(現在は、東京―京都間での遠距離恋愛をしています)
そんなことを言うと、ななおは元々見た目が良かったんでしょとか、オタクといいながら実は結構モテてたんでしょ、と思うかもしれません。
しかし実際は、20歳くらいまでメイクやファッションのことは何も知らず、好きだった人に「ブス」などと言われるような人間でした。さらにいうと、彼氏とは今でこそ恋人同士ですが、そうなる前に2度振られた経験もあります。
そんな私ですが、心に余裕を持つことで大逆転を果たし、彼に告白されるまでになりました。
私にもできたのですから、誰でも余裕を持つことで素敵な恋愛ができるはずです。
余裕は身に着けることができます。
単なるアニメオタクが余裕を得てイケメンに告白されるまでの過程を、下記の記事では公開しています。