自立心を育てるフィンランドの教育メソッドとは?

 

どうも、草食系男子のしげちゃんです。

今回もフィンランドの教育について、紹介していきます!

前回の記事は👇から
競争のないフィンランドはなぜ学力世界一になれたのか?

フィンランドの教育を知れば知るほど、日本とは正反対で興味深いです。

また、今、アドラー心理学についての本も読んでいるのですが、これもまた子供の教育に役立ちそうなので、少し紹介したいと思います。

フィンランドの学校の時間割りが羨ましい!?

 

フィンランドの学校の時間割りがすごい面白いんです!

日本だと朝の8時30分ころから始まって、小学生でも15時ころまでは学校だと思います。

そして、科目は様々あるものの、基本的にはお勉強しますよね。

フィンランドは少し違うのです。

小学校ですが、1限目はクラブ活動の時間になっています。

このクラブ活動とは、いわゆる日本の子供たちが学校が終わったあとに通う習い事のようなものです。

例えば、合唱クラブ、吹奏楽クラブ、その他スポーツなど多様なクラブ活動があります。
そして、通常は学校の生徒ではなく、専任の外部のスタッフが担当します。
日本では部活動も先生が担当しなければならないので、大変ですがフィンランドは違うんですね。これは先生にとってもありがたいことだと思います。

そして、このクラブ活動は学校単位ではなく、地域単位なので他の学校の生徒も参加できます。

1限目はやっぱり眠たいと言いますか、朝起きたときも1限目が国語や算数だとテンション下がる人が多いと思いますが、クラブ活動が1限目にあると学校に行くのも楽しくなりそうですね!

いや、これもまた面白いなと思いました。

そして、もう一つ特筆すべきなのは、実はフィンランドの学校での授業時間はOECD加盟国の中で最も少ないんです。

学力世界一でありながら、授業時間は最小、となんと質の高い教育を施しているのでしょうか。

これは気になります。小学生に戻って学校に潜入したいくらいです(笑)。

授業時間が少なく、またクラブ活動等は外部の専門スタッフが実施するため、教員たちも早く仕事を終えて帰れるのです。

早い人だと14時には帰宅するようです。小学校の場合は、16時には校長先生も含めて全員帰宅しているそうです。

これ、日本の先生たちが知ったら驚きそうですよね。

日本の教員は、授業が終わったあとに部活動まで見なくてはならず、帰りは遅いと思いますし、土日祝日に部活動のある教員も多いと思います。

そして、今、この部活動の時間はいわゆるサービス残業扱いになっていて、問題になっていますよね。

子供たちの観点からも、教員の観点からもフィンランドの教育を見習うべきではないのかなと思います。

授業時間が多いから学力が高まるわけではないのはフィンランドが証明しています。

質の高い授業を集中して行えば、生徒もそれだけ早く家に帰れたり、自分の好きな活動ができたりとモチベーションも高まると思います。

教員も部活動や余分な授業時間から解放されれば、働くモチベーションが高まり、本業の教育にもっと熱意と自身のリソースを集中できると思います。

そうするとさらに教育の質が高まる、と。
何か好循環を生み出しそう気がします。

こうやって書いていると、少なくとも部活動は外部のスタッフを雇ったり、部活動専任の先生を雇用したりして、部活動から教育を早く解放させてあげた方がいいと思います。

親になる前にアドラー心理学を読むとよい?!

 

フィンランドから話がそれるのですが、アドラー心理学についてですね。

元々、アドラーは子供の教育について研究していた心理学者です。

アドラー心理学について書かれた、「もぢアドラーが上司だったら」という本を読んだのですが、これがものすごく勉強になりました。

すべての新卒、いや社会人の人に読んで欲しいなと思いました!

その中で、人間の機能価値と存在価値というワードが出てきます。

機能価値とは、例えば学校での成績や職場での仕事ができる、できないといった価値です。

存在価値とは、その人の人としての価値です。

職場で失敗したとしても、それは機能価値は傷つくかもしれないが、存在価値は全く傷つかない、つまり仕事ができないからといって人としてダメなやつというわけではないよ、ということです。

これって当たり前のことのように実はものすごく大切なことだと思います。

誰しも学校で全然いい成績がとれなかったり、仕事で失敗続きで上司からいつも怒られたりすると、「自分ってダメな人間なのかな」とか「自分は価値のない人間なんだ」と思い詰めてしまうこともあると思います。

でもそれは、単なる機能価値の話であって、あなたの存在価値は全く無傷でゆらぐことはないのです。

では、日本の教育現場やしつけではどうでしょうか?

日本の学歴社会では、「勉強ができる」=「勝ち組」・「偉い」・「良い子」で、「勉強ができない」=「負け組」・「落ちこぼれ」・「悪い子」といったイメージがどうしてもあるように思います。

子供も「こんな悪い点数で何をやってるの?○○君はまた優秀者で偉いのに」みたいな言い方をされると、「あ、自分はダメな子なんだ…」と自分の存在価値が低いと思ってしまうと思います。

これは本当に良くない。子供のうちから自己肯定感が低いと、その後もずっと自信がないまま、様々な場面で苦労すると思います。

やはり子供たちを育てるうえで、自己肯定感というのはものすごい大切だと思うんです。

だから、自分はもし親になったら、子供の子供の存在価値を傷つけるようなしかり方は絶対したくないなと思いました。

すみません、最後の方は全然まとまってないですね…(;’∀’)

今回はこの辺にして、また次回アドラー心理学について思ったことを書きます!

ではでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください